ローベッドのメリット・デメリット

1.ローベッドの定義とメリット

ローベッド、もしくはフロアベッドとは、一般的なベッドよりも低い高さのものです。

フロアベッドは床の上に直置きしているベッドを指しますので、ここではローベッドとは「下に空間が少しでもある」ものと定義しておきましょう。

では、そんな「低いベッド」のメリットは何があるでしょうか。

まず、最初のメリットとしては、部屋が広く見える効果があるです。

目の高さの家具がたくさんあれば閉塞感がありますが、低い家具たちは視界が開け、部屋が実際以上に広く見えるのです。

寝室ですから解放感がある方が、睡眠の質も上がるでしょう。

そして、これは科学的な根拠があるわけではありませんが、日本人の多くは低い位置に安心感を得るそうです。

昔から床に布団を敷いて寝ていた文化も関係しているかもしれませんが、低いポジションで寝ることには安堵する人が多く人気があります。

 

2.湿気に強いモデルが多い

また、ローベッドは湿気に強いモデルが多いこともメリットの1つです。

日本から湿気は切り離しては考えられませんが、低いベッドではベッド下に収納を入れることが出来ないので、風通りがよくなります。

湿度が高い日本の本州に住んでいるのであれば、寝室の湿気問題はしっかりと考える必要があります。

そしてさらに、ベッドが低いと厚みのあるマットレスを使用することができます。

実際にマットレスの種類は非常に多く、分厚いマットレスで体をしっかりと支えてほしいと望む方は、通常の高さのベッドではなかなか敷けません。

高くなりすぎて乗るときに苦労するほか、年配の方では朝起きたときに転がり落ちるという心配があります。

しかしベッドの位置がもともと低ければ、その心配をする必要はありません。

 

3.ローベッドのデメリットも確認

では次はデメリットも見ていきましょう。

ベッドが低いことによるデメリットの1つには、埃の影響が大きくなることがあります。

床に近づけば近づくほどに埃をかぶりやすくなります。

あまり掃除をしない部屋で寝るとなれば、肺など呼吸器官が弱い方はむつかしいかもしれません。

埃アレルギーがある方などは、十分気を付ける必要があります。

収納場所が減ることや、掃除がしにくくなる、ということもデメリットです。

ベッド下に空気が通るのは良いのですが、低すぎると掃除機が入らず掃除が大変になります。

また、巨大な面積をしめるベッド下を収納場所として使えない
となれば、狭い部屋に住んでいる人は結構なマイナスになってしまうでしょう。

メリットとデメリットを比べて選ぶことが大切です。

ローベッドおすすめ

最終更新日 2025年5月12日

Author: toyosa